
ビール券について

ビール券は全国酒販協同組合連合会が発行するビールと交換できる商品券です。お店によってはビール以外にも交換することができます。
全国酒販協同組合連合会ではビール券以外にも1.8リットル瓶1本と交換可能な清酒特選券も発行しています。
ビール券や清酒券には左下に「A-23-0770」といったコードのようなものが記載されています。
この例であれば770という記載が770円という意味を表しており、販売額が770円を超える場合は差額を払う必要があります。
ビール券の種類

現在発売中のビール券は大きく2種類あります。
一つは「びん633ml2本とお引き換え下さい」と書かれたビール共通券、もう一つは「350ml缶2本とお引き換え下さい」と書かれたビール共通券です。
希望小売価格はそれぞれ、瓶ビールのほうが845円、缶ビールのほうが544円となっており、2021年2月現在で発売中のビール共通券の有効期限は2028年3月31日となっています。
ビール券を使う

ビール券は酒屋だけでなくて、お酒を取り扱っているお店であればどこでも利用することができます。
身近なところでいえば、コンビニエンスストアであったりスーパーマーケット・ドラッグストア・ドンキホーテのようなディスカウントストアなどもこれに該当します。
しかしお酒を取り扱っているといってもコンビニやスーパーのような小売店が対象で、居酒屋や飲食店といったところでビール券を利用することは基本的にはできません。(居酒屋・飲食店が独自に発行したものは別ですが。)
居酒屋や飲食店でビール券を直接使うことはできませんが、金券ショップで換金するなどして飲食代に充てることはできますので工夫してみましょう。
有効期限

ビール券には平成17年10月以降に発行されたものであれば有効期限があります。
それ以前に発行されていたビール券で有効期限がないものについては、発行当時の小売価格に基づいた金額が設定されているもので、現在の販売価格と照らし合わせた上で差額が発生する場合は差額を支払う必要があるので注意しましょう。
お釣りは?

ビール券を使った時のお釣りですがお店によって対応が異なります。お釣りをもらえるお店もありますがお釣りが出ないお店があります。
コンビニ大手3社であるセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの中でお釣りがもらえるのはローソンのみとなります。
ビール券を使う時はお釣りが出ないこともあるので、お店の人に確認してみてお釣りが出ないときは合わせて、おつまみも買うなどして損をしないように気を付けましょう。